どうも、ナツダです。
今回は、不動産売却の一括査定とは何か解説したいと思います。
では、さっそくいってみましょう。
不動産売却の一括査定とは?
不動産売却の一括査定がどんなものか、基本中の基本を解説します。
中古車やピアノの売却で、一括査定を使ったことがある人もおられると思います。不動産売却の一括査定もソレと同じような仕組みですが、大きな違いもあります。
- 不動産売却の一括査定とは?
- 家やマンション、土地などの不動産を売るときに、一括で複数の不動産屋に査定依頼すること。複数社を比べることで、信頼できる不動産屋や高額売却が得意な不動産屋を見つけるためにおこなう。
- 中古車やピアノ売却の査定と大きく違う点は、その査定額で不動産屋が買い取りしてくれるわけではないということ。
不動産売却の査定は、あくまで買主が買ってくれそうな想定価格になります。
つまり、不動産屋が「この価格ぐらいで買主と取引が成立すると思われます」とアドバイスしているだけなのです。
まんがいち、不動産屋の査定額が市況と比べて安すぎたとしても、不動産屋のふところは傷みません。損をするのは売主です。
ですから、不動産を売るときは、1社だけでなくできれば3社以上に一括で査定してもらい比べることが大切なのです。
不動産一括査定のやり方
一括査定をするとき自分で複数の不動産屋を探すのは大変なので、インターネットの一括査定サービスを使うのが一般的です。
[satei]
一括査定サイトを使うと、最大3社~6社程度の不動産屋に一括で査定依頼できます。
お申込みはカンタン。申し込みフォームで質問項目に答えるだけ。おおよそ3分~10分程度で完了します。
回答が必要な内容は以下の通りです。
- 査定申し込みで回答する内容
- ・氏名
- ・電話番号
- ・メールアドレス
- ・売却物件の所在地
- ・自宅住所(売却物件に住んでいない場合)
- ・物件の築年数
- ・物件の延べ床面積(マンションは専有面積)
- ・土地の広さ(一戸建てのみ)
- ・所有者との関係
- ・売却理由
- ・価格重視(仲介)またはスピード重視(買取)
- ・訪問査定または机上査定
できるだけ記入を減らすために、ほとんどの質問項目が選択式で回答できるようになっています。
聞きなれない「訪問査定」とか「机上査定」という言葉が出てきますが、本気で売却するなら訪問査定を選びましょう。
机上査定とは、不動産屋が物件に訪問することなく所在地や面積、築年数等の情報だけで査定する方法です。正確性に欠けるので「およその資産価値を知りたいだけ」という人以外は訪問査定です。
一括査定は匿名で利用できるか?
一括査定に関わらず、査定は匿名でやってもらうことができません。
仮にウソの名前を伝えたとしても、査定する物件の所在地が分かれば法務局で簡単に所有者を割り出すことができます。
もし、匿名で不動産の資産価値が知りたければ、価格推定サイトを使う方法があります。ただし、推定価格はあくまで目安であることに注意しましょう。
まとめ
不動産売却の一括査定とは、査定を複数の不動産屋に申し込むことです。
一括査定はインターネットの一括査定サービスから申し込むのが一般的で、どこも無料で最大3社~6社程度に査定を一括依頼することができます。
不動産の査定額は、あくまで成約価格の推定額です。売出価格を決める前に少なくとも3社以上の査定額を比較することが大切です。
一括査定をうまく活用することで、不動産を適正価格で売ることができます。