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不動産売却

ナツダ
どうも、ナツダです。
今回は、どうすれば不動産をラクに、早く高く売れるのかお話しようと思います。

思いがけず、家を2度売ることになりました。
一度目は自宅。二度目は、祖父母が暮らしていた空き家です。

多忙でドタバタしましたが・・・なんとか両方とも納得いく売却ができました。
その体験をもとに、役立つ情報をお届けできたらなと思います。

喜ぶ桑登呂さん

さて、不動産の売却は一般人には馴染みのないことが山積みで、難題も多いです。
しかも、たいてい人それぞれ固有の問題がひそんでいます。

じつは共有だったとか、境界線が確定できてないとか、最新法規違反とか……。
空き家とか相続物件だと、さっぱり状況がわからないなんてことも。

だから、一番合理的な不動産売却方法は、人によって違うのです。

ナツダ
マンションなのか?一戸建てなのか?空き家なのか?都心なのか?郊外なのか?急いでいるのか?時間があるのか?
それによっても、売却方法が変わってきます。

だから、不動産売却の経験がないうえに、ピッタリ合うお手本もない状態ですよね。
じゃあ、やっぱり自分で一所懸命に勉強しないといけないのか?

大丈夫、そんなことありません。
ちゃんとこの記事で、あなたにとってどの方法がいいのか選ぶヒントをお話しします。

お時間が許す限り、最後まで読んでいただけると幸いです。

家を買うなら、まずはここから

個人売買・買取・仲介はどれが一番ラクか?

さっそくですが、あなたは不動産の売却方法がいくつあるかご存知ですか?

じつは、ザックリ3つあります。
まずは、この3つの中でどれが一番ラクに売却できるか説明しますね。

不動産の売却方法

  1. 個人どうしで売買する(個人売買)
  2. 不動産屋に仲介してもらい売る(仲介)
  3. 不動産屋に買い取ってもらう(買取)

結論から言うと、この中で一番ラクな方法は“買取”です。
早ければ3日~1か月ぐらいで売買が終わり、売却代金をもらえます。

ナツダ
ちなみに、個人売買や仲介では3か月~半年以上かかるのが一般的です。

買取は、早く売れることの他にもメリットがたくさんあります。

不動産買い取りのメリット

  • 数日で売却が終わる
  • 仲介手数料が要らない
  • 売却活動をしなくて済む
  • 知人に知られず売却できる
  • 売却前にリフォームしなくていい
  • 売却スケジュールの調整がしやすい
  • 売却後に不具合がみつかっても売主責任がない
  • 「買主が住宅ローンに通らず白紙」というのがない

すごいでしょ?ぶっちゃけ、買い取りはメリットだらけです。
このメリットにピンときた方は、不動産屋に買い取ってもらいましょう。

ただし、買取には唯一最大の弱点があります。

それは、買い取り額が市場価格より大幅に低いということ。
およそ、20~40%ぐらい安くなると言われています。

ナツダ
つまり、2000万円で売れるはずの物件が1200~1600万円で買い取られるということです。

この弱点のせいで、多大なメリットがあるにもかかわらず買取は少数派です。

では“個人売買”はどうでしょう?
不動産屋をとおさずに、自分で売買する方法ですね。

これも仲介手数料が不要というメリットがあるので、諸費用をガッツリ節約できます。
2000万円で売買したとすると、70万円ぐらい節約効果があります。

ナツダ
ところが、個人売買も少数派です・・・。

個人売買は、自分で買主を探したり相場を調べるのが面倒という欠点があります。
かつ、煩雑な書類作成やトラブルの対処を考えると、仲介の方がラクです。

とは言え「おうちダイレクト」など個人売買をサポートするシステムも登場してます。
もっと進歩してラクになれば、個人売買も主要な売却方法になるかもしれません。

ちなみに「おうちダイレクト」は首都圏のマンション売却に向いています。
該当する方は、一度チェックしてみてください。

ナツダ
個人売買は、人気のマンション知人に「あなたの不動産をぜひ売って欲しい」と言われた人に向いています。
買いたい人がすでに多数いて、売主の立場が強い状態が理想です。

煩雑な作業を乗り越えられる自信があり、あなたの不動産に魅力がある場合は、個人売買にチャレンジしてみてください。

個人売買するときは、面倒がらず契約書や重要事項の説明書きを作る方がいいです。
不動産売買がトラブルに発展すると、大金がからむだけにメチャクチャもめます。

個人売買については、こちらで詳しく解説しています。
興味がある方は、参考にどうぞ。

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良心的な不動産屋の探し方

さて、仲介買取を選んだ場合は不動産屋を探すことになります。
これが、けっこう大変です。

「え?そんなの、駅前の有名不動産屋に行ったら終わりでしょ?」と思いますか?
じつは、少しでも高く売りたいなら、1社だけではダメなのです。

大切な財産ですから、安売りしたくないですよね。
ということで、なぜ1社だけではダメなのか説明しますね。

たくさんの不動産屋へ行くと不動産が高く売れる理由

今から説明するやり方は、不動産売却の初心者向きです。
ちょっと労力はかかりますが、大事な資産を無駄に安売りするリスクが減ります。

つまり、儲け最優先の不動産屋にカモにされにくい売却方法ということ。
不動産売却の初心者は、ここで努力を惜しんではいけません。

不動産の売主がカモにされると、損失はウン百万円レベルですよ。
しかも、それがよくあるという・・・。

悪質な不動産屋はあなたの後ろに

ナツダ
たいていの不動産屋は、手っ取り早く儲けたいと思ってますからね。
カモにされては、いけませんよ。

たとえば、1社の不動産屋に査定してもらうことを想定しましょう。
「2580万円で売れますよ!」と言われたとします。

さて、それ本当に適正価格でしょうか?

1社査定

じゃあ、3社に査定してもらいましょう。

3社査定

どうですか?2,580万円は適正でしょうか?
ちょっと、高すぎませんか?

じゃあ、4社に査定依頼してこんな結果になったらどうでしょう?

4社査定

またちょっと印象が違いますね。
2580万円は、適正価格でしょうか?

今度は、低すぎませんか?

もう、おわかりですよね!1社だけだと、それが適正価格か判断できません。
複数社の意見を比較することで、相場が見えてくるのです。

ナツダ
不動産屋はテクニックとして、1社査定では低めの査定額を。複数社査定では高めの査定額を提示することがあります。
なぜなら、それが不動産屋の儲けにつながるからです。

ようするに、査定額は実際に売買できる価格ではないということ。
不動産屋の思惑で、いい加減な価格を出してくることもあるのです。

ちなみに、高値の査定額に飛びついてはいけませんよ。
売れもしない高値の査定額を出して囲い込むのは、悪質な不動産屋の常とう手段です。

「気づいたら、囲い込まれて適正価格より低い価格で売らされた!」なんてことも。
そうならないために、こちらの記事もチェックしてくださいね。

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悪徳不動産屋の手口から考えるとこの方法がだまされにくい!

どうも、ナツダです。 家を売るとき、悪徳不動産屋にだまされるとどうなるか知ってますか? 不動産屋が儲けて、あなたは何百万 ...

不動産の売出価格は、高すぎても安すぎてもNGです。
不動産売却で失敗したくなければ、必ず複数社に査定してもらい比較することが大切です。

だけど、不動産屋を探し回るのが大変なんですよね。
しかも、複数となると・・・。

ということで、次にその解決策を紹介したいと思います。

不動産売却価格の“無料”一括査定の利便性

不動産の売却活動は査定から始まります。
不動産屋に査定してもらい、売出価格を決めて、買ってくれる人を探すのです。

さてその査定ですが「複数社の査定額を比較することが必須」と書きました。
しかし、複数の不動産屋を探すのがなかなか苦労するわけです。

ちなみに、不動産屋の探し方をいくつ知ってますか?
たとえば、こんな方法があります。

  1. インターネットで探す
  2. googleマップで探す
  3. 国交省のサイトで探す
  4. 自分の足で探し回る
  5. 知人に紹介してもらう

まぁ、いろいろ方法があります。
国交省のサイトで検索すれば、すごい数の宅建業者(不動産屋)が出てきます。
参考 国交省「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」

とは言え、実際に検索していただくとわかりますが・・・。
不動産屋の選び方がわからないと、どこに相談したらいいか判断できないのですよね。

イチかバチかで選んで、アポ取って、行ってみる・・・を何軒も繰り返す?
中にはオラオラ体育会系の不動産屋とか、ちゃんと仕事してるのかわからない不動産屋もいますよ?

ナツダ
正直、当たりハズレがあるし、面倒くさすぎてやる気を無くします。
たくさんの不動屋の意見を聞いて比較するのが目的なのに「1~2軒でいいや!」って思っちゃいますよね。
でも、それでは本末転倒です。

そこで活用したいのが、不動産“無料”一括査定です。

ご存じのとおり、一括査定を使うとカンタンに査定依頼できます。
自分で不動産屋を探さなくてOK。

そして、一括査定にはそれ以外にもたくさんメリットがあるのです。
ということで、一括査定のメリットをいくつか挙げてみますね。

不動産一括査定のメリット

不動産一括査定は、自動車売却の一括査定なんかと同じシステムです。
複数の不動産屋に一括で査定依頼して、自分に合った会社を選べます。

中古車の一括査定をしたことがある人ならご存知と思いますが、すごいラクですよね。
わざわざ何軒もお店に行かなくても、向こうから査定しに来てくれます。

しかも、申し込み作業は1回だけ。
インターネットで申し込めるので、自宅にいながら24時間受け付けてもらえます。

ナツダ
一括査定はネット環境さえあれば24時間申し込みできるので、日中忙しいビジネスマンに役立ちます。
あとは、不動産屋から連絡がくるのを待つだけ!わざわざ、お店に行かなくていいのでラクです。

金曜の夜にでも申し込んでおけば、土日に不動産屋から連絡がくるのを待つだけ!
わざわざ、お店に行かなくていいのでラクですよ。

ところで、不マジメな不動産屋の見分け方ってご存知ですか?
一番高値で買ってくれる買主を探さず、自分の顧客に安値で売らせようとする不動産屋みたいな。

不真面目な不動産屋

たとえば、行政処分を受けた会社なら調べられますけど・・・。
それ以外にも、売主の不利益を承知で儲けを優先する悪質な会社があるのです。
参考 国土交通省ネガティブ情報検索システム

じつは、素人が不マジメな不動産屋をみつけることはとても困難です。
それこそ、しばらく付き合ってみて気づける人だけが気づくレベル。

ナツダ
たいていの売主は、自分が適正価格より安く売らされたことに気づかないままです。

いっぽう、一括査定サービスではサービス会社が不動産屋を厳選しています。
さらに、クレームが多い会社には厳重注意や登録抹消がおこなわれるそうです。

これは、不動産売却の経験が少ない者にとっては、とても助かりますよ。

不動産屋を複数探し、悪質な会社を排除して、査定を依頼する。
これを全部あなたに代わってやってくれるのが、不動産一括査定サービスです。

ナツダ
しかも、一括査定は無料でできます。
私は車も一括査定で売ったことがありますが、本当に便利なシステムだと思います。

一括査定サービス各社は、サービス料を不動産屋側からもらています。
売主紹介料みたいな形ですね。

そのおかげで、売主は無料でサービスを受けられるのです。

不動産一括査定のデメリットは?

ナツダ
不動産一括査定のデメリットについても、お話しておきますね。

私は、不動産売却では複数社の査定が必須だと思っています。
なぜなら、それが不動産を早く高く売ることにつながるからです。

不動産屋を集める手段として、一括査定より便利なものはないのでは?
なので、全部独力でやることを考えたら、とりたててデメリットが思い浮かびません。

ただし、弱点(ウィークポイント)はあると思います。

不動産一括査定の弱点

  • どの一括査定サービスを使えばいいか迷う
  • 一括査定に参加していない不動産屋がある
  • 不動産屋を紹介してもらえない場合もある

一括査定を使うと、自分で不動産屋の選別をしなくてよくなります。
しかし、皮肉なことに、今度はどの一括査定サービスを使うか迷うことになります。

中古車売却の一括査定を使ったときも、どこにしようか悩みました。
本当に、ここが一番のネックなんですよね。選ぶのに時間を喰う・・・。

それから、地域の有力不動産屋が参加していないこともあります。
そんな場合は、迷わず「地域の有力不動産屋 + 一括査定」で攻めましょう。

ナツダ
なにはさておき、比較検討ですよ!
有力不動産屋に依頼したうえで、さらに2~4社に査定してもらいましょう。

また、田舎では参加している不動産屋がなく紹介してもらえないこともあります。
そうなると複数の一括査定を併用するか、自力で探すしかありません。

この3点が、しいて言うなら一括査定の弱点でしょう。

不動産一括査定サービスの分類

さきほど「どの一括査定サービスを使うか迷う」と書きました。
実際私も迷い、選ぶのにかなりの時間を使ってしまいました。

なので、一括査定サイトの特徴について簡単に解説しようと思います。

ナツダ
以下を読んでいただくと、あなたは私みたいに時間を使わなくてよくなります!

まず、一括査定は大きく2つに大別できます。
サービス運営会社が、不動産屋か不動産屋以外かですね。

不動産一括査定の分類

  • 不動産屋が協同で運営する一括査定サイト
  • 不動産屋以外が運営する一括査定サイト

不動産屋が運営する一括査定といえば「 すまいValue 」と「ホームマスターズ」です。
どちらも、運営する不動産会社の中から依頼先を選びます。

すまいValueの運営会社

  1. 三井不動産リアルティ
  2. 住友不動産販売
  3. 東急リバブル
  4. 小田急不動産
  5. 野村の仲介+
  6. 三菱地所ハウスネット
ホームマスターズの運営会社

  1. 大成有楽不動産販売
  2. 大京穴吹不動産
  3. 長谷工リアルエステート
  4. 三菱地所ハウスネット

いずれも、仲介実績ではトップ級の大手不動産会社ばかりです。
大手に売却を任せたいということであれば、どちらかの一括査定で決まりでしょう。

ただ、大手は郊外や田舎に支店がないという弱点があります。
また、地域によっては大手より地場の不動産屋が強いところもあります。

そんなところで活躍するのが、不動産屋以外が運営する一括査定。
こちらは、いろんなタイプの会社が運営しています。

不動産屋以外が運営する一括査定の例

大手・・・資本金1億円越え企業

以外に思われるかもしれませんが、不動産一括査定の老舗(しにせ)は非不動産屋系の一括査定に多いです。

ナツダ
ちなみに、最老舗はNTTデータスマートソーシングが運営する“HOME4U”です。
運営開始は2001年で、長い運営実績とたくさんのノウハウを持っています。

参加している不動産屋は、全国展開の大手から地域密着の会社まで多種多彩。
郊外や田舎まで広くカバーしているのが特徴です。

いろんなタイプの不動産屋の査定を受けてみたい方は、こちらがいいですね。

無料の不動産一括査定サービスの選び方

さて、不動産一括査定の特徴をザックリ2つにわけて解説しました。
ここからは、もっと個別のケースに適した一括査定を紹介しようと思います。

ナツダ
だれにでも万能な一括査定なんてないですからね。
あなたに合った一括査定を選びましょう。

では、さっそく。
ザッと、こんな感じでケース分けしますね。

  1. 大都市部の一戸建て・マンション
  2. 大都市近郊の一戸建て・マンション
  3. 地方の一戸建て
  4. 地方のマンション
  5. 一括査定は嫌!1社に絞り込みたい

では、順番に解説していきますね。

大都市部の一戸建て・マンションでおすすめの一括査定

大都市部は不動産の流動性が高く買主も多いので、比較的売りやすい地域です。
まずは、顧客をたくさん抱えている大手から攻めてみましょう。

運がいいと、売り出したらすぐに売れることもあり得ます。

他にも、大手にはこんなメリットがあります。
以下のメリットにピンときたら、大手不動産会社がおすすめです。

大手不動産会社に頼むメリット

  • 買主顧客をたくさん抱えている
  • サービスが豊富で至れり尽くせり
  • 売り出し情報の発信がうまい
  • マナーやコンプライアンスのレベルが高い
  • 売却査定(売る)と同時に家賃査定(貸す)も可能

正直、大手より高く売ってくれる中小不動産屋はイッパイあります。
ですが、大手で受けられるサービスを考えると、大手に依頼するメリットは大です。

たとえば、こんなサービスを提供している会社がありますよ。
大手のホームページで、確認してみてください。

  • ハウスクリーニング
  • 住宅診断
  • 瑕疵担保保険
  • 敷地調査
  • ホームステージング

野村の仲介+の「ホームステージング」はナイスですね!

ホームステージングとは、お部屋をショールームのように飾ること。
成約率が150%に、売却活動期間が2割も短縮されたそうですよ!
参考 野村不動産アーバンネットのプレスリリース(PDF)

さて、大手の一括査定といえば“すまいValue”でしょう。
さっそく、特徴を説明しますね。

すまいValueの特徴

すまいValue

登録されている不動産屋数 不動産仲介大手6社
運営実績(開始/利用者数) 2016年/不明
特徴 不動産大手6社に一括で査定申込みできる

この一括査定サービスを立ち上げたのは、先述のとおり不動産大手6社です。
仲介実績トップ4が入っているので“超”大手と言ってもいいですね。
参考 公益財団法人不動産流通推進センター「不動産業統計集」p20(PDF)

すまいValueがサービスを開始したときに、こんな記事を書きました。
参考に、どうぞ。

もし、あなたが売りたい家が都市部にあるなら、すまいValueがおすすめ。
大手ならではの手厚いサービスが、無料または割引で受けられます。

 

大都市近郊の一戸建て・マンションでおすすめの一括査定

大都市近郊(いわゆる、ベッドタウンですね)では「大手+地域の有力不動産屋」の組み合わせがオススメ。

大都市近郊では大手の支店が少なくなり、地場の不動産屋が頼りになります。
対応可能な大手と、エリアで手広く仲介をしている不動産に声をかけましょう。

さて、大都市近郊で役立つ一括査定と言えば“HOME4U”です。
非不動産屋系の一括査定では、ひときわ多数の大手不動産会社が参加しています。

ナツダ
大手不動産会社とのコネクションが太いあたりは「さすが、NTTデータ系列!」と言えますね。

HOME4Uの特徴

home4u

登録されている不動産屋数 厳選550社以上(2017年10月現在)
運営実績(開始/利用者数) 2001年/20万件突破
特徴 業界トップの安心サービス

HOME4Uの運営会社は、情報サービス業界大手のNTTデータスマートソーシング
個人情報の保護技術は、お墨付き!官公庁や銀行も利用しています。

ナツダ
運営会社としては、最大級に安心できますね。
登録不動産屋数も、目が行き届く500社程度に制限しているところも好感が持てます。

じつは、不動産一括査定業界で一番の老舗サイトです。
つまり、不動産一括査定という仕組みを考え、熟知している会社と言えます。

HOME4Uは、運営会社のノウハウで地場の不動産屋も厳選しています。
大都市近郊の物件なら「大手+地域の有力不動産屋」で攻められる“HOME4U”がイチオシです。

 

地方の一戸建てでオススメの一括査定

地方で一括査定を使うとき、一番見るべきポイントは登録不動産屋数です。
ようするに、何軒の不動産屋がその一括査定に参加しているのかということです。

地方では不動産屋どうしの競争が弱く、一括査定に参加している会社が少ないのです。
なので、まずは登録不動産屋数が多い一括査定を選ぶのが大事です。

ということで、以下の3社を推したいと思います。

登録不動産屋数が多い一括査定

  1. HOME's (1300社以上)
  2. スマイスター (1200社以上)
  3. イエイ (1000社以上)

いずれも、参加不動産屋が1000社越え。
業界最大級をほこる一括査定サービスです。

順番に特徴を紹介しますね。

HOME'Sの特徴

LIFULL HOME'S

登録されている不動産屋数 1,300社以上(2017年10月現在)
運営実績(開始/利用者数) 2008年/420万人突破
特徴 業界屈指の不動産屋登録数

HOME'Sは、言わずと知れた不動産情報のポータルサイト。
産経メディックス調査(2017.1.26)で、総掲載物件数No.1に輝いています。

一括査定は後発組ですが、ポータルサイトを通してたくさんの不動産屋と長く付き合ってきた実績があります。

そのコネクションと独自の不動産屋選定基準を武器に、大躍進中です。
一気に登録不動産屋数を増やしたのは、さすがですね。

ナツダ
登録不動産屋数が増えると不動産屋の質が乱れがちですが、培ってきた厳選ノウハウでシッカリ管理している印象がありますね。

地方で一括査定を活用するなら、まずココからでしょう。

 

スマイスターの特徴

住まいスター

登録されている不動産屋数 全国1,200社以上(2017年10月現在)
運営実績(年数/利用者数) 2006年12月/350万人突破
特徴 会社別依頼件数ランキングがわかる

登録社数が多い割りに、都市圏の不動産屋にかたよっている一括査定があります。
そいう一括査定は、郊外や地方で活用しにくいです。

その点、スマイスターは全国まんべんなく網羅(もうら)している印象があります。

不動産屋の「査定数実績」や「売買実績」など、情報量も豊富。
人気の不動産屋や実力派の不動産屋がわかりやすく、選びやすいです。

ナツダ
有名不動産屋も、多数参加していますね。

「一括査定を使ったけど、うちの地域は選べる不動産屋数が少なかった」という方。
一度、スマイスターを試してみてください。

 

イエイの特徴

イエイ

登録されている不動産屋数 全国1,000社以上(2017年10月現在)
運営実績(開始/利用者数) 2008年/300万人突破
特徴 不動産屋お断り代行サービス

イエイは不動産一括査定のパイオニア的存在で、この業界では有名です。
「一括査定を世に広めた」と言えますね。

特筆すべきは「不動産屋お断り代行サービス」があること。
なんと、査定額に納得いかなければイエイのサポートデスクが不動産屋へ断り連絡を代行してくれます。

これは、あまり他社にないサービスですが、ユーザーには凄く役立ちますよね。

ナツダ
イエイの登録不動産屋数は1000社越えですが、都市部が強い印象です。

 

地方のマンションでおすすめの一括査定

マンションは、一戸建てに比べて売れやすいです。
とは言え、地方では基本的に一戸建ての売却と同じ戦略で攻めましょう。

なので、上述の一括査定3社がオススメです。

それから、もうひとつ。
マンション専門の一括査定“マンションナビ”も役立ちます。

マンションナビの特徴

マンションナビ

登録されている不動産屋数 500社以上
運営実績(開始/利用者数) 2011年/360万人突破
特徴 分譲マンション専門の一括査定

マンションナビは、売却額と家賃が同時に査定できます。
売ろうか貸そうか迷っている人は、査定額を見て比較してから決められます。

登録不動産屋数が2500店舗以上あるので、全国広く使えます。

会員になると見られる相場のデータベースが充実していて、とても役立ちますよ。
実際の画像が、こんな感じです。

マンションナビの相場画面

地方でマンションを売るなら、マンションナビから試してみてください。
マンションの特性に合わせて、利用しやすいようになってますよ。

 

一括査定を使わず1社に絞り込んで売却したいとき

最後に、一括査定を使いたくない方むけにオススメの不動産屋を紹介します。

ナツダ
とは言え、不動産売却はパートナー(不動産屋)の質が大事です。
複数社の査定を比較して、信頼できる不動産屋を選ぶ方が無難なことは頭の片隅に置いておきましょう。

さて、オススメの不動産屋を紹介する前に、大事な話をさせてください。
これを理解してもらうと、なぜその不動産屋がオススメなのかわかります。

不動産売買の仲介には、両手仲介片手仲介があります。
両手仲介の方が儲かるので、不動産屋は両手目指して頑張ります。

しかし、両手仲介には売主にとって大きなリスクがあります。
詳しくはこちらで解説していますので、参考にどうぞ。

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「だったら、片手仲介で売却してもらえばいいじゃないか」となるわけですが・・・。

不動産屋に「片手仲介でお願いします」とは頼みにくいのです。
だって「あなたは儲けないでください」と言ってるに等しいですから。

ここで朗報。じつは、両手仲介を原則禁止している不動産屋があります。
それがどこかと言うと、ソニー不動産です。

ソニー不動産画像:ソニー不動産公式サイトより

ソニー不動産の公式サイトには「売主様だけを担当」と明記されています。
つまり、片手仲介ということです。

ソニー不動産の仲介スタイルなら、売主が損する「囲い込み」の心配がありません。
売主のことだけを考えて、仕事をしてくれる可能性が高まります。

これを図解にすると、こんな感じです。

仲介の顧客

片手仲介の不動産屋は、自力で買主をみつけることにこだわりません。
だから売り出し物件の情報を隠さず、バンバン他社に伝えようとします。

つまり、他社の協力を得やすいようにいろんなチャンネルに売り出し情報を流してくれるということです。

たとえば・・・。

  1. 自社サイト
  2. 複数の大手不動産情報サイト
  3. 新聞折り込みチラシ
  4. 地元のお客様
  5. 資産家

ようするに、売主のために高額かつ早期の売却を目指してくれるということ。
無理に両手仲介しようとせず、高値で買ってくれる買主を全国から探してくれます。

ただし、問題が・・・。
ソニー不動産は、サービスエリアが「東京・神奈川・千葉・埼玉」だけなのです。

ソニー不動産の営業エリアで売却するなら、ソニー不動産がおすすめです。
営業エリア外なら、片手仲介専門の不動産屋を探してみてはいかがでしょうか。

 

不動産屋は大手と地元密着どっちがいい?

不動産を売却するなら、大手不動産会社か中小不動産屋か・・・。
よくある疑問ですよね。

ナツダ
これの答えは、完全に「ケースバイケース」だと思います。
そもそも、大手の支店がない地域は、大手を選ぶことができませんし・・・。

確かに、大手不動産会社のサービスやコネクションは魅力的です。
相続物件資産活用では、系列の金融機関や弁護士、税理士を手配してくれます。

なので「忙しくて自分が動く時間がない」とか「至れり尽くせりのサービスがいい」という人は大手不動産会社が向いているでしょう。

いっぽう「1万円でも高く売りたい!」という人は、大手や中小不動産屋を混ぜて複数社査定することをお勧めします。

  • 至れり尽くせりのサービスがいい人は大手不動産会社
  • 1万円でも高く売りたい人は地域で評判の不動産屋

ちなみに「大手だから高く売ってくれる」ということはありません。
むしろ「大手ほど、両手仲介による囲い込みが多い」という指摘もあります。

とは言え、大手不動産会社のユーザー満足度が高いことも事実です。
判断が難しいところですよね・・・。
参考 オリコン「不動産仲介の満足度ランキング」

やっぱり大事なことは「比較検討」かなと思います。
大手・中小問わず、合理的な不動産屋に依頼するのが成功の近道ですよ。

不動産一括査定の勘所は「比較」です!

さきほどから「比較!比較!」とうるさいですね。
でも、不動産売却って、本当にパートナーとなる不動産屋選びが大事ですよ。

とは言え、たくさん会い過ぎると疲れるし時間も使います。
ですから、3~5社ぐらいを目安にしてもらえばいいのかなと思います。

ナツダ
3社以上は、必須ですよ。
1社ではカモにされやすく、2社では査定にひらきがあってもどっちが適正か判断しづらいです。

もし、どうしても時間が取れないということであれば、簡易査定(机上査定)がオススメです。

簡易査定(机上査定)とは?
実際に物件を見ることなく、物件情報(所在地や建物面積など)から簡易に査定する方法。ただし、正確性に欠ける。
不動産屋に会わなくて済むうえ、メールで対応してくれる不動産屋も多い。

一括査定は“簡易査定”で申し込むこともできるので便利です。
5社ぐらいに査定してもらっても、あまり労力を使わずに済みます。

「忙しいけどジックリ比較したい!」という方。
いったん簡易査定してもらい、気になる不動産屋だけ改めて訪問査定を依頼する・・・という方法もありですよ。

ナツダ
この方法なら、実際に会う不動産屋の数をカンタンに絞り込めます。

不動産“無料”一括査定を使ってみた感想

最後に、教訓的なことを。
不動産の売却をとおして、以下のことがとっても大事だと思いました。

  • 不動産売却のコツ
  • 1、複数の不動産屋に査定してもらってから売却すること
  • 2、どの不動産屋(営業マン)が良いか比較検討してから媒介契約すること
  • 3、ちょっとした手間を惜しまないこと(複数社査定や相場チェック)

残念ながら、不動産売却で売主は何もしないわけにはいきません。
自ら動く必要があり、それなりに大変な作業です。

でも、効率的にラクする方法はあります。
便利なシステムを上手に活用することで、悪質な不動産屋にカモにされるリスクが減りますよ!

今回お話したことが、お役に立てば幸いです。
あなたの不動産売却が「満足!」で終わることを願っております。

【厳選】ケース別オススメの無料査定サービスはココだ!

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大都市部の不動産売却ならココ!

運営は、不動産仲介の超有名大手6社。
中小企業では真似できない、至れり尽くせりのサービスが魅力です。

大手なら買主顧客をたくさん抱えているので、即売れすることも。
マナーや法令順守の意識が高く、大手ならではのサービスも豊富ですよ。

中には「ハウスクリーニング・住宅診断・敷地調査」を無料でしてくれる会社も。
ライバルと差が付く「瑕疵担保保険・ホームステージング」などが使える特典もあります。

難点は、都市部にしか支店がないこと。
営業エリアは、要確認です。

すまいValueは、できるだけラクして売りたい人にオススメです。


HOME4U

大都市近郊の不動産売却ならココ!

運営は、NTTデータスマートソーシング
大手不動産会社や地域の有力不動産屋が、500社以上参加しています。

じつは、不動産一括査定では運営歴№1の老舗。(2001年サービス開始)
長年培ってきた実績とノウハウも、注目ポイントです。

大都市近郊の物件なら「大手+地域の有力不動産屋」で攻められるHOME4Uがオススメです。

個人情報の保護技術は業界最高クラス、かつ登録不動産屋は厳選のうえに厳選。
一括査定を安心して使いたい方にも、オススメですよ。


HOME'S

地方の不動産売却ならココ!

不動産情報サイト大手のHOME'S内にある一括査定。
不動産屋とのコネクションや独自の不動産屋選定基準を武器に、大躍進中です。

郊外や地方では、登録不動産屋数が多い一括査定を選ぶのが大事。
登録社数が少ない一括査定を使うと、1社も紹介してもらえない・・・なんてことも。

業界最大級の1300社が参加しているHOME'sなら、全国広くカバーしているのでイチオシです。

他の一括査定では、不動産屋を紹介してもらえなかった」という方。
一度、HOME'Sを試してみてください。

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