どうも、ナツダです。
今回は、家を売るときの不動産屋の探し方を3つ挙げて解説したいと思います。
- もくじ
- ・国交省のサイトを使って不動産屋を探す方法
- ・一括査定を使って不動産屋を探す方法
- ・不動産情報サイトを使って不動産屋を探す方法
- ・不動産屋を選ぶときは必ず複数社比較する
では、さっそくいっていみましょう。
国交省のサイトを使って不動産屋を探す方法
意外と知られていない方法ですが、国交省の検索システムを使うと一気にたくさん不動産屋をみつけることができます。
やり方はカンタンです。以下のサイトにアクセスして「所在地検索指定」欄の「都道府県選択」をあなたが住んでいるエリアに設定して検索するだけです。
エリアによってはかなりの数の不動産屋が出てきますので「結果をソート」のところで「所在地」を選ぶと近隣の不動産屋をみつけやすいです。
さらに絞り込むには「免許書番号」の( )の中の数字をみます。例えば「(01)第012345号」と書かれていたら「(01)」の部分に注意しましょう。この数字が大きいほど営業年数が長いということになります。
ただし、営業年数はあくまで判断の目安にしかなりません。
ベテランだから必ずしも良い不動産屋ということはなく、駆け出しの不動産屋は必ず力不足ということもありませんので、必ず会ってみて力量を確認したうえで契約しましょう。
一括査定を使って不動産屋を探す方法
一括査定サイトを使うと、カンタンに複数の不動産屋をみつけることができます。
- 一括査定サイトのメリット
- ・無料で複数の不動産屋に査定依頼できる
- ・不動産屋を探し回らなくてすむ
- ・一括査定サイト運営会社が不動産屋を審査選別している
けっこういろいろな一括査定サイトがあるのですが、お住まいのエリアの登録不動産屋が多いサイトがおすすめです。
- 一括査定サイトの例
- ・イエウール(1500社以上)
- ・イエイ(1000社以上)
- ・スマイスター(700社以上)
- ・不動産査定エージェント(400社以上)
- ・イエカレ(400社以上)
- ・タウンライフ不動産売買(300社以上)
- ・スモーラ(1500店舗以上)
- ・マイスミ(不明)
- ・オウチーノ(不明)
- ※ ( )内は登録不動産屋数
一括査定サイトの申込では、家の所在地や大きさなどの個人情報を入力していきますが、最後に申し込みボタンを押すまで送信されません。不動産屋の選択画面で査定依頼したい不動産屋がない場合は、そこでキャンセルできます。
ちなみに、一括査定の申込にあたっては机上査定と訪問査定のどちらかを選べるのが一般的です。
- 机上査定
- 相場や近隣の取引実績を基に査定する方法。実際に物件を見せる必要がないので、気軽に査定依頼できる。ただし、物件を見せていないので誤差が出やすい。
- 訪問査定
- 近隣の取引実績や相場だけでなく、実際に物件を見て査定する方法。不動産屋に家や土地を見せて算定してもらうので、より正確な査定額が出せる。
とりあえず目安を知りたければ机上査定。近々家を売るつもりなら、訪問査定で正確な査定額を出してもらいましょう。
不動産情報サイトを使って不動産屋を探す方法
不動産屋情報サイトを利用して、不動産屋を探すこともできます。
- 不動産情報サイトの例
- ・at home(アットホーム)
- ・SUUMO(スーモ)
- ・HOME'S(ホームズ)
- ・YAHOO!不動産(ヤフーふどうさん)
不動産情報サイトで売出中の物件を検索すると、取り扱い不動産会社の概要が記載されています。いくつか気になる不動産屋をピックアップして「訪問査定して欲しい」と呼び出しましょう。
その際、不動産情報サイトや自社ホームページの記載がうまい不動産屋を選ぶといいです。あなたの物件もうまくアピールしてくれます。
- ポイント
- 不動産情報サイトだけでなく、不動産屋の自社ホームページもチェックしておこう!興味をひく文章やキレイな写真が載っている不動産屋がおすすめです。
また、不動産情報サイトの掲載は有料なので、不動産屋が全サイトの掲載枠を持っているとは限りません。
できるだけ多くの掲載枠を持っている不動産屋を選ぶのもポイントですね。
不動産屋を選ぶときは必ず複数社比較する
不動産売却では、不動産屋と売主の間にある情報格差が大きいです。だから、売主の無知につけこみ悪事を働く不動産屋が出てきます。
では、どうすれば、悪徳不動産屋にだまされずに済むのでしょうか?
その解決策は、不動産屋どうしを比較することです。間違っても、最初から1社にしぼって相談するのはやめた方が安全です。
たとえば、不動産屋の査定額が高いと「え!わが家の資産価値ってそんなに高いの!?」とうれしくなりますが、複数社を比較すると異常に高い査定額に気づくこともあります。
上の例では、A社が極端に安くてE社が極端に高いです。A社は顧客に安く売りたくて、E社は契約欲しさに売れもしない高値の査定額で気を引いているのかもしれません。
2000万円前後が相場と考えて、B・C・D社の中から一番信頼できる営業マンを選ぶべきでしょう。
大事なことは信頼できる営業マンを選ぶことです。良い営業マンさえ選べば、あとは2300万円から売り出そうが、2200万円から売り出そうがかまわないのです。
まとめ
不動産屋を選ぶ方法はいくつかありますが、一番安心できるのが口コミ評判でしょう。ただし、ネットの口コミはあてになりません。今やお金で口コミも買える時代です。
もし、知り合いに最近不動産売却をした人がいたら、不動産屋の評判を聞くといいです。良い不動産屋なら紹介してもらいましょう。
知り合いから不動産屋を紹介してもらう場合でも、できれば自分で探した不動産屋も混ぜて複数社に査定依頼しましょう。
不動産売却では、不動産屋を比較することが大切です。