どうも、ナツダです。
今回は、家が売れないときの対処方法について考えてみたいと思います。
- もくじ
- ・家が売れない理由
- ・家が売れない場合の対処方法
- ・いつまでも売れないなら不動産屋を変えてみる
では、さっそくいってみましょう。
家が売れない理由
さて、あなたの家が売れない理由にはどんなものがあるでしょうか?
思いつく限り挙げてみましょう。
- 家が売れない理由
- ・まったく人気がないエリア
- ・家が古すぎて魅力がない
- ・リフォームや建て替えに費用がかかる
- ・家が欠陥やトラブルを抱えている
- ・周辺に嫌悪されるような建築物がある
- ・隣地との境界があいまい
- ・不動産屋がまったく売却活動をしていない
- ・値段が高い
- ・建替えができない(再建築不可)エリア
- ・心理的な瑕疵(事故や事件など)がある物件
ざっと、10個ほど挙げてみましたが、あなたはもっと具体的な理由が思い浮かべているかもしれませんね。
家が売れないとき一番最初にすることは、こうやって売れない理由をリストアップすることです。これをしないと、対策を練ることもできません。
家が売れない場合の対処方法
さて「家が売れない理由」がわかったら、次は対策を検討します。
もし、あなたの家がゼロ円でも売れないような物件なら、きっとどうやっても売れないでしょう。でも、違いますよね?
ということは、以下のことができればグンと売れる可能性が上がると想定できます。
- ・買ってくれる人をみつけてくる
- ・売れる値段に設定する
これは当たり前のことに聞こえますが「売れない」と嘆いている人が意外とできていないことです。
まず、あなたの家の売却を担当している不動産屋は、ちゃんと大小の不動産情報サイトに物件情報を載せていますか?自社ホームページに掲載してくれていますか?
- ポイント
- 不動産情報サイトはとても有力な売却促進ツールです。全国から買主を集めることができます。「買ってくれるのは、同じ市区町村の人」という固定観念があるなら捨てましょう。
- たとえば、国交省が平成26年におこなった市場調査では、中古住宅購入者の41.2%が他の市区町村から移動してきています。
参考 平成26年度 住宅市場動向調査報告書(PDF)
じつは、不動産情報サイトで遠方から買主をみつけることは、ひとつ大きなメリットがあります。
それは、高値で売れやすいということです。
近隣の人はいつもチラシで売出物件を目にしているので、その価格がひとつの指標になってしまいます。何かの理由で地価が改善していても、以前の相場より高い金額を出したがらないのです。
遠方の人であれば、過去の取引実例にとらわれません。その時点で売りに出ている競合物件と比較して魅力的な価格設定であれば、買ってくれます。
ネットを活用しないのは、もったいないです。以下のことに注意しながら、大小いろいろな不動産情報サイトに載せてもらいましょう。
- 不動産情報サイトに載せるときのポイント
- ・適正価格で載せる(安すぎ、高すぎはNG)
- ・見栄えのする写真をたくさん掲載する
- ・家の魅力を伝える文章を心がける
不動産情報サイトで勝負するなら、ネットの売却活動にも強い不動産屋を選びたいところですね。
いつまでも売れないなら不動産屋を変えてみる
家が早く売れるかどうかは、不動産屋営業マンの力量に頼るところが大きいです。
売主からするとあらゆる手を尽くして売却活動をして欲しいわけで、いろいろな不動産情報サイトに載せてもらいたいですよね。
- 主な不動産情報サイト
- ・SUUMO(スーモ)
- ・at home(アットホーム)
- ・HOME'S(ホームズ)
- ・YAHOO!不動産
中古住宅を探している人は、上記のような不動産情報サイトを見ています。少なくとも1つ以上。できれば全部載せて欲しいところですよね。
しかし、こんな大事なこともやり尽くさずに「売れませんね・・・値下げしませんか?」と言ってくるような不動産屋なら変えて再スタートを切った方がいいと思いませんか?
そういうサボりの不動産屋は良くないですが、実は恐ろしいことに意図的に売ろうとしない悪質な不動産屋もいるのです。
なぜそんなことをするかと言うと、その方が儲かるからです。
詳しくは以下のリンク先の記事が参考になります。
目安として、売却活動を開始して2か月間まったく内見(実際に家を見に来る)の予約が入らなければ、不動産屋に今後の活動方針や値下げのタイミングについて聞いてみてください。
そして、その返答に納得がいかなければ、契約を更新せず新しい不動産屋に変えてみるべきです。
まとめ
思うように家の売却活動が進まないとき「家に魅力がないからかな・・・?」と諦めていませんか?
それは、不動産屋に実力がないか、あるいは不動産屋によって意図的に売却機会をもみ消されているからかもしれません。
「おかしいな?」と感じるなら、不動産屋を変えてみることも検討しましょう。
悪質な不動産屋につかまらないコツは、複数の不動産屋に相談を持ちかけて査定額や売却活動の内容を聞き比べてみることです。
大事な資産の売却で損しないように頑張りましょう!