どうも、ナツダです。
データベースを活用した不動産流通促進のためのサービスを展開するマンションリサーチ株式会社が、新たに「イイタン」というサイトを立ち上げました。
なんか、不動産購入や売却の入り口がドンドン変わってきますね。
不動産屋の担当者と交流できるサイト「イイタン」とは?
「マンション.navi」という一括査定サイトを運営しているマンションリサーチ株式会社が、面白そうなサイトを立ち上げました。
参考 イイタン(https://iitan.jp/)
『イイタン』は、不動産会社に所属するエージェントが企画、開催するイベントを掲載。不動産に興味のあるユーザーが聞いてみたいセミナーや参加したいイベントをWeb上で簡単に検索、参加できるプラットフォーム。
プレスリリースより(PDF)
ユーザーは無料で利用できます。ウェブサイトから気になるセミナーを探し「聞いてみたい」投票をします。
「聞いてみたい」が一定数に達すると実際にそのセミナーが開催され、企画したエージェント(担当者や営業マン)に会うことができます。
不動産の売却も購入も、上手く進むかどうかは不動産屋しだいというより営業マンしだいです。
- ポイント
- 不動産売却もノウハウは会社ではなく営業マン個人に蓄積されます。不動産屋営業マンは転職する人も多いので、なおさら会社ではなく担当者選びが肝心です。
イイタンをうまく活用すれば、優秀なエージェントを見つけることができそうです。
会社の良し悪しよりエージェントの良し悪しを見極められるということは、凄く理にかなっていると思います。
新たな不動産屋選びの切り口として、注目のサービスです。
不動産ビジネスの集客方法が変わってきた
今まで、たとえば家を売ろうと思うと、不動産屋の店頭へ行くか電話して査定を依頼していました。
それが、一括査定サービスの登場で、自宅に居ながら1回の申し込みで複数の不動産屋に査定依頼できるようになりました。
さらに、AIやディープラーニング技術を使った中古物件の価格推定サイトが出てきたので、査定するより気軽に不動産の資産価値が調べられるようになりました。
そして、イイタンでは、セミナーに参加して担当者の人となりを知ってから不動産の購入または売却に進むという流れです。
つまり、不動産業界の集客方法が、凄いペースでドンドン変わってきているということです。
この流れは、売主や買主からすると「ひとつひとつ見極めながら、今までより細かいステップで、契約までの階段を上がっていける」ということですよね。
- 今までの不動産購入の流れ
- 1、マンションを買おうと決心する
- 2、不動産屋に相談しに行く
- 3、仲介を依頼する(契約)
- これからの不動産購入の流れ
- 1、マンション購入に興味を持つ
- 2、セミナーに参加しながら不動産エージェントと知り合いになる
- 3、何度かセミナーに参加してエージェントと緩やかな関係を築く
- 4、マンションを買おうと決心する
- 5、信頼できるエージェントに相談しに行く
- 6、仲介を依頼する(契約)
突然、見ず知らずの営業マンに不動産売買の相談をするより、よく知った(しかも信頼できる)営業マンに相談する方が安心です。
不動産業界も、会社のネームバリューよりエージェント個人の人となり勝負の時代が来たのかもしれませんね。